前回(はこちら)の不動産の売却についての続きです。
不動産の売却には2つの方法がある、というお話でした。
「買取」と「仲介」
双方どちらにもメリットデメリットがあって、
そして価格相場にも差があります。
買取の「メリット」
〇スピーディー
販売活動の時間が不要。これは大きなメリットです
〇仲介手数料がかからない
不動産会社が自身で買うので仲介にあたらず仲介手数料はかかりません
〇契約不適合責任を問われない
不動産会社が買主なので物件に不具合等があっても責任を問われることはありません。(一般の方に売却した場合、不具合などがあれば引渡しから一定期間は売主の責任を問われる事があります
買取の「デメリット」
〇市場価格よりも低くなる
だいたい7割前後程度でしょうか
仲介の「メリット」
〇納得の価格で売却できる
売出スタートはちょっと高めに設定する等、自分で価格設定することもできます
仲介の「デメリット」
〇仲介手数料がかかる
〇販売活動に相応の時間がかかる(すぐに購入希望者が現れる場合もあります)
🏡価格相場の違い
仲介の場合は市場価格で販売しますが、買取の場合は買い取った後、不動産会社が費用をかけ、付加価値を付けて(リフォームや新築住宅にする等)市場価格に設定したうえで再度販売します。
なので、仲介は市場の相場価格相当、買取はそれよりも安価で取引されることになるのです。