相続登記①　義務化で相談増 　法務局最大１カ月半待ち

今年４月から、不動産（土地、建物）の相続登記の申請が義務化されました。

３年以内に手続きしなければ、１０万円以下の過料を科される可能性があります。

相談が増え、法務局では予約から最大１カ月半待ちという状態が続く窓口も出ているようです。

義務化の背景には、誰が所有者なのか分からない「所有者不明土地」の増加があります。

なんとその面積は九州よりも広いとされ、社会問題になっています。

そもそもなぜ相続登記が義務化されたのか、

これまで相続登記は任意だったために、

登記簿上の所有者が亡くなっていたり、連絡が取れなかったりして、

公共事業や都市開発などの妨げになるケースや

震災では土地の権利関係の整理に時間がかかり、復興が遅れる一因となったり。

はたまた近隣への迷惑などなどがあります。

→相続登記②に続く